コーヒーは体にいい?悪い? 健康情報に振り回されないための考え方

こんにちは。ホリスティックヘルスコーチの雪子です。

突然ですが、みなさんはコーヒーを飲みますか?

「コーヒーはダイエットにいい」
「コーヒーは鉄分やミネラルの吸収を阻害する」
「コーヒーよりも抹茶の方がいい」

ネット上ではいろいろな情報、時には正反対の情報を
目にすることがありますよね(コーヒーに限った話ではありませんが。)

20代の頃の私は、毎日コーヒーを飲んでいましたが
ある専門家の方が「コーヒーは害だ」と言っているのを聞いて
飲むのをやめていた時期もありました。

でも、また違う人の意見を聞いてそれを真似をしたり。

健康のために情報を集めているはずなのに、
調べれば調べるほど、何を信じればいいのかわからなくなってしまう。

いつも何かに答えを求めているのに、確かな手応えが得られない。
どこか宙ぶらりんな感覚がありました。

そんな私が、米国の統合栄養専門学校 IIN(Institute for Integrative Nutrition)で
ホリスティックヘルスを学んでから、健康情報の受け取り方が変わりました。

以前なら思わずクリックしていた、目を引くタイトルの記事や健康・美容の
トレンドにも、揺さぶられなくなったのです。

今回は、コーヒーを例に、私の判断軸をつくってくれたある考え方をご紹介させてください。

コーヒーは体にいい?悪い?

コーヒーにはカフェインが含まれており、眠気を抑える作用がある一方で

飲む量や時間帯、カフェインへの感受性によっては、寝つきが悪くなったり、
胃の不快感、睡眠の質に影響したりすることは広く知られていますよね。

 

「飲みすぎなければいい」
「適量なら問題ない」

そう言われることもありますが、では、適量ってどのくらいなのでしょう?

毎日飲んでいるけれど、もしかしたら不調の原因になっている?
やっぱり、やめた方がいいの?

これは、過去の私がさんざん情報を集めた末に悩んでいたことです^^;

健康によいと聞けば取り入れたくなるし、体によくないと聞けばやめた方がいいのかと不安になる。

情報を集めるだけでは、なかなか答えが出ませんでした。

栄養学の知識と、自分の体を知ること

健康について考えるうえで、栄養学の知識はとても大切です。

どんな成分が含まれているのか、体にどのように作用するのか。
科学的な研究からわかっていることを知るのは、食生活において判断するための重要な土台になります。

コーヒーのメリットやデメリットについても、今ではA Iが一瞬で教えてくれますよね。

ただ、私がホリスティックヘルスを学んで気づいたのは、

健康の知識を知っていることと、その知識を自分の実生活に生かすことは別

ということです。

同じコーヒーでも、たくさん飲んでも特に問題のない人もいれば、少量でも影響がある人もいます。

飲む時間帯や量、そのときの睡眠状態やストレスなどによっても、体への影響は変わります。

だからこそ、「コーヒーは体にいいか、悪いか」という二択だけで考えるのではなく、
科学的な知識を踏まえたうえで、自分の体や生活にも目を向けることを大切にしています。

ここにつながるのが、私が学んだ Post-modern Nutrition(ポストモダン栄養学)という考え方です。

Post-modern Nutrition(ポストモダン栄養学)とは?

現代の一般的な栄養学(Modern Nutrition)では、健康のために食べるとよいものや、
摂取を控えた方がよいもの、栄養素が体に与える影響、欠乏するとどうなるか、などについて学ぶ機会が多くあります。

一方、ポストモダン栄養学(Post-modern Nutrition)では、そうした知識を土台にしながら、
一人ひとりの体質や体の反応、さらには人間関係、仕事、運動など、暮らし全体と健康とのつながりにも目を向けます。

栄養素の働きや科学的な研究結果を知ることはもちろん大切です。

でも、どんなに栄養バランスのよい食事をしていても、
睡眠が足りなかったり、仕事のストレスを抱えていたり、人間関係に悩んでいたりすれば、真の健康は得られない。

食事と、それ以外の心・暮らし・環境は切っても切り離せないものなのです。

まずは自分自身の点検を

氾濫する情報に飲み込まれず自分で判断するために私がおすすめしたいのは、
新しい健康法を次々と試すことよりも、まずは今の自分の生活を観察してみることです。

例えばコーヒーなら、

・普段どのくらい飲んでいるのか

・何時ごろ飲んでいるのか

・どんなときに飲みたくなるか

・コーヒーの何が好きか( 味や香り?集中力が高まる感覚?)

・飲んだあと、体調や気分に変化はあるか

・夜の寝つきや翌朝の目覚めはどうか


例えば、眠気を覚ましたり、集中力を高めたりするために、コーヒーを飲んでいる人がいたとします。

もちろん、コーヒーを飲むこと自体が悪いわけではありません。

ただ、もし慢性的な疲れを感じているのなら、コーヒーで眠気をしのぐだけでなく、そ
もそもなぜ疲れているのかを考えてみることのほうがずっと大事です。

仕事が忙しすぎるのかもしれない。

育児に追われて、自分の時間がほとんどないのかもしれない。

パートナーとの関係に悩んでいるのかもしれない。

体を動かす機会が減っていたり、
家が散らかっていてリラックスできていないかもしれない。

実際にこれまでのクライアント様の中でも
食事の見直し以外に、睡眠や仕事、人間関係など、別のところに
それまで気づかなかった課題が次々と見えてくるケースがほとんどです。

一般的な情報をそのまま当てはめるのではなく
まずは自分自身と取り巻く環境を点検すること。

これが私が何よりも大事にしていることです。

終わりに

大切にしているエスプレッソマシーン。挽きたての豆の香りが部屋中に広がります

私自身は子どもたちを学校に送り出したあと、コーヒーを片手に
窓から見える景色をゆっくり眺める時間が大好きです。

コーヒーの味や香りだけでなく、慌ただしい朝のあとに
ほっと一息つく時間が私にとって大切なんだとわかってから、
今は毎朝の1杯が心から楽しめるようになりました。

健康によいかどうかという情報だけでは、
こうした自分にとっての価値まではわかりませんよね。

自分の体の反応を知ることと、自分が大切にしたい時間を知ること。
その両方が、健康習慣を考えるうえで大切なのだと思います。


日々の小さな変化に目を向けながら、自分にとって心地よい選択を重ねていくこと。

そうすると、少しずつ”自分はこれでいいんだ”と
情報に頼らなくても、納得感を持って進んでいけることを今日はお伝えしたかったです。

健康情報を集めることに少し疲れた方のヒントに少しでもなれば嬉しいです。

※私のプログラムでも現代栄養学の知識はもちろんお伝えはしますが、
それ以外に健康を取り巻く様々テーマを扱っていて、自分はどうしたいか?に
より重点を置いておいて選択していくことを大切にしています。

ご興味のある方はプログラム詳細をご覧くださいね。

次へ
次へ

PMSがつらい人へ。「生理周期に合わせて食事と運動を変える」という考え方